プレゼン 御社の歴史・産業の歴史~現在~未来を知っているか
今日のテーマは「御社の歴史・産業の歴史~現在~未来を知っているか」
皆さまは、プレゼンに行く前に何を持っていきますか?
自社の説明用のパンフレットや訪問先や相手様の現在の情報をネットで軽く調べて訪問なんて事も多いのではないでしょうか?
本日にお伝えしたいことは、営業をしていく中で常に勉強しておかないとイケない事が
あります。
それは、業種・業態を知る言う事です。
営業先に行く時に、現在の状況ばかりを見て商品の提供をしていても、基本的に相手の心を動かすような営業は出来ません。
何故ならば、会社も人も未来に向かって動いているからです。
大手企業だろうと、中小企業だろうと企業として0歳の頃があり、そして沢山の苦難を超えて発展して行き現在があります。
特に創業者はじめ役員や幹部の上層部の方は、その苦難の歴史を横で肌に感じて運営に努めてきた方ばかりです。
例えば、全国チェーン店のCOCO壱も今では国内を牽引する飲食店の一つですが、オープン当初は夫婦で始めた小さい食堂から始まっています。
このように、現在は大きい企業だからリソース豊富だとタカを括った営業に行くと、必ずと言っていいほど、決裁権のある方に冷たい目で見られます。
逆の立場になればわかる事ですね。
私が言いたい事は高度成長期を迎えた日本の一つ一つの産業がどのように発展を遂げ、そして訪問する会社はどのような歴史を辿って来たのか、事実と考察を持ち、そして訪問する会社の未来に自社の商品が過去・現在の状況を超えてどのようなお役に立てるのかを、「ストーリー性」を持って提案できるかが人の心を掴める、素敵な営業プレゼンのなっていきます。
余談になりますが、戦後はパン屋はパン屋で成り立つ時代でした。
そして、商店街は一つ一つの店舗に思いを込めて一つの事に特化していれば何とかなる時代でした。
しかし、大型ショッピングモールの開発で、殆どの商店街は淘汰された事実は皆さまがご存じのとおりです。
産業→会社→人
リソースだけでは測れない、人の思いが歴史にはあります。
営業現場でも、売る前に。相手を知り、きちんと訪問先の企業の歴史に耳を傾けてみましょう。
今日はこの辺で。
次回もお楽しみに☆